側女のももさん

朝4時45分から5時00分 側女のももさん

私は生きてますから。
肺を患ったのでございます。
いつの時代も肺の関係でございます。
傍にいた者でございます。
でも最期に肺を患いましたので、お世話が出来なくなりましたから、それでも私はいい人生だったと思います。
タケル「うん」
肺の両方が辛いのです。
タケル「うーん」
左のところを(ヒーリング)してください。
私の辛いところ、分かりますか?
タケル「ちょっと待ってね」
あ、その辺。
下の方、もう少し下の方。
あ、その探ってください。
それです、はい。


長い事、長い事、月日が経ったのですね。
タケル「うーん」
どの様にして殿様が、あの様な出で立ちをされたのか、私は存じています。
あなた様の幼少の頃から、神様に、お祈り申し上げておられました父上。
あなた様の父上から、ずーっと神様のお話を聞かされておられ、
タケル「うーん」
「命ある者は、神様のお陰。一つ一つの御魂が数珠となり、それは人の結びを現す。その一つ一つの結びを、然りと繋がりては、そこに敵味方など必要なし。共に輪になりては、この世を治めるが良し。忠勝よ、お前は、その役目を果たすのだ」
まだ、その時代の事は、私は、ずーっと見てましたけれども、
タケル「うーん」
まだまだ、まだまだの小さな幼き頃からの、その様な話を、ずーっと聞かされておられ、そうして、あの様な出で立ちをされたのでありまする。
タケル「うーん」
私は側女(そばめ)の一人でございますから、あなた様が小さき、いえいえ、お父様の側女の頃からの事でございますから、生まれる前から存じ上げておりまする。
信仰深い所は、父上ゆずりでございますよ。
ええ、そんな大きな数珠なんて、肩から下げて、おかしいではないかという、悪く言う者も、中には勿論おりました。
笑い出す者も、陰におりました。
私はそれを見ていますから、城の中でも、色々おりまする。
タケル「うーん」
でも、あなた様は、そのお陰で無傷。
戦に行かれる度に、無傷で帰えられて、陰で笑った家来たちも、「そのお陰だな」という風に話し出す様になられました。
私はそれをじっと見ており、人の心も変えうる様な感動を、無傷で変えられる奇跡。
それが、ずっとずっと続いたのでありまする。
神様の恩恵を賜わりての奇跡でございまする。
ですから、私は殿様の側女として、尽くさせて頂いた事。
あの数珠玉を磨く様に、命じている役目を持たされたり、衣装をたたむのを命じる役目をしていたりという風な事をさせて頂いておりました。
お傍におる者たち、殿に尽くさせて頂きたいという者たちばかり。
とても重要なのでございまする。
玉を一つ一つ、磨く様子を見ながら、私はその話をしました。
タケル「うーん」
側女たちは感動しては、毎日毎日、殿様が、お休みになられた後で、磨いたのでございます。
心を込めて磨いたのでございます。
いつでも戦に、命を守って下さる数珠、然も大きな大きな見た事もない数珠でございます。
それ届いた時には、本当に驚きましたけど、殿は面白いお方で、あまり他の人にはされない事を、よく考える方でございます、フフフ。
あの様な、人はなかなか持てない長い槍も、
「神様の御力を頂いて持てるんだよ」
と、おっしゃっておられました。
私は直ぐ分かります。
人の力では無理でございます。
バランスはまず取れないし、持ったところで振り回すなんて、とんでもない。
「自分だと思うからダメなんだ」
と、
「神様の御力頂いているから、この様に私は出来るのでございます」
と、おっしゃっておられました。
私はね、側女として、一生を終える事が出来て、肺を患っては、最期には寝てしまいました。
口だけで指示をさせて頂いておりました。
タケル「うーん」
あれから、どのくらいの月日経ったのでございましょうか?
私は、あなた様の城におりまする。
タケル「うーん」
守っておられる家来の者たちは、共におりまする。
あなた様がいつかの日、亀が泳がれた姿、御覧になられましたね。
(数年前に、桑名城跡の公園に行った時、池にタケルさんが立った途端、沢山の亀がドンドン集まって来ました。餌もあげていないのに、亀は数百匹集まり、それは奇跡だという事です。その現象は、昔、桑名城に仕えていた家来たちが、亀に乗って、その存在を見せててくれたと、その後で、主晴様からメッセージを頂いたのです)
(桑名は、即興ピアニストのリユラちゃんと一緒の旅でした。その旅の翌日に、リユラちゃんと一緒に電車でスカイツリーへ向かう途中、二度も続けて、「水天宮」に瞬間移動したのです。「水天宮」といえば、浦島太郎の亀。私は何度も瞬間移動の体験がありますが、友人と一緒という、まさしく大奇跡が起こりました。)
あの亀に、私も乗っておりましたよ。
男ばかりではありませんよ。
タケル「うーん」
側女の私もおりましたよ。
タケル「うーん」
ですから、殿様、今度また、この世に生まれたという事は、世を治めるお役目、神様から又、下さったのでござりましょう。
どうかどうか、私は傍にはおれませぬが、神様の祈り合わせ、大事になさって下さいね。
そうして、世の中を良き、今よりももっともっと、良き世の中にする様に応援します。
殿様は、普通のお方とは違いまするよ。
神様が応援して下さる方でございます。
それでは、
タケル「ありがとう」
側女(そばめ)の、私の名前は、
タケル「うん」
フフフフフ、物凄く驚く名前です。
ももです、フフフ。
子供の時は可愛いと言われますが、年をとって来ると、ももばあさんです。
恥ずかしいったら、ありゃしない。
タケル「うーん」
それではね。
タケル「ありがとう」

2017年3月7日 朝4時45分から5時00分 側女のももさん